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アグロ・イノベーション2009、堪能しました。 [◆IT時事/SaaS]

幕張メッセで開催されていた「アグロ・イノベーション2009」という展示会に行ってきました。
この展示会、「農業・園芸生産技術展」という展示会と、「青果物流通・加工技術展」という展示会が組み合わさったもの。

日程 2009年11月25日~27日
会場 幕張メッセ
主催 社団法人日本能率協会
後援 農水省、経産省、ジェトロ
併催 アグリビジネス創出フェア

いやいや、なかなか充実した時間を過ごせました。
一農業者として、また、「農業とIT」という分野を研究するITコーディネータという立場で視察に行ったものですが、業界初心者として、業界を俯瞰するのに最適でした。
農業機械から栽培資材、出荷資材、園芸施設管理などなど、農業関連技術・製品のまさに見本市。

出展者、来場者ともに大変活気もありました。
野菜工場や消費者との新しい関係性への取り組み(広義の流通)、そして、IT活用といった、新分野の出展も大変多く、中には、今年から新規出展したという異業種企業にも出会いました。

以下には、「農業とIT」という切り口から注目した企業をいくつかご紹介します。

◆(株)アグリコミュニケーションズ
 農業分野に特化したコンピュータ会社
 「アグリーナ」という名称で、高品質・多収穫の有機栽培技術の「教育・研修」「実践・体得サポート」「システム提供」までをサービス

◆テクノ・モリオカ(株)
 ZigBee通信を活用した圃場センサーネットワークの提供
 他社機器よりも長距離(800-1000m)での通信が可能
 親機98,000円、子機58,000円のワイヤレスデバイスに様々なセンサー機器を接続

◆イーサポートリンク(株)
 青果流通業者向けSCMシステムのASP事業や事務受託
 「農場物語」という栽培記録・トレサビのシステムを提供(10,000円/年と安価)
 農薬情報はFAMIC(農林水産消費安全技術センター)から取り込み、生産者情報と青果情報はSEICAから、トレサビは「りれき見る.com」と連携

◆(株)アグリコンパス
 2009年5月に三井物産とJFEエンジニアリングの折半出資で設立
 生産から流通・販売まで全ての情報を蓄積・活用するITソリューションを提供

◆(株)日本アルシス
 種苗業界、農業資材の販売会社向けの販売管理システムを提供(全国250社への導入実績)
 販売会社が農業生産者(販売会社にとっての顧客)の履歴情報を蓄積できる

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