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自分のことが一番良く分からない [余事余談]

幾つかの企業・団体のご支援をさせていただいています。

課題や悩みをお伺いし、事業や製品の特徴・特性・優位点などを伺い、
組織風土や文化、人財の現況などを知ると、その企業・団体のイメージが
スーッと頭の中に入ってくる。
「オーラ」じゃありませんが、色、明るさ、ゆらぎ、エネルギー、雰囲気、
そういったものがイメージされてくるんですね。

そしてその中で、ロジカルに理性的な解釈・判断を加えていくと、
その企業・団体の向うべき方向性や、次にとるべきアクションが、
かなり明確に整理できてくる。
もちろん、私個人の勝手な解釈という部分もあるかもしれませんが、
大外れということはなく、どちらかといえば的を得ているというご評価を
いただくことが多くあります。

ところが、です。

自分のことになると全く見えてきません。
いつまでも逡巡しています。
堂々巡りしています。
同じところを行ったり来たりしています。
躊躇しているわけではないのですが確信が持てない。

まあ、ある意味で、物事ってそういうものなのかもしれません。
「自分のことが一番良く分からない。」
だから私のような人間が企業をご支援することの意味があるのかもしれません。
価値を認めていただいているのかもしれません。
だから、自分のことは自分でわからなくてもよい・・・のかな?
誰かが教えてくれるもの・・・なのかな?

実は、「熟成」というプロセスにこだわっている自分がいます。

「熟成」すなわち、アイディアを煮詰めて寝かせること。
放っておく。それがそれ自身で成り立つまで眠らせておく。
そうしないと良いアイディア、発想、確信を持てる信念は形成できないのかもしれない、
そう思っている自分がいます。
確信が持てないのではなくて、あえて確信を持たないようにしている。
なんだかややこしいです。馬鹿みたいです。

自分は何者か。
何ができるのか。
社会に対してどんな貢献ができるのか。

熟成という仮面をかぶり、悩んでいるフリをしているアホ・・・。
確信から逃げる生活はそろそろ終局にしなければいけません。

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スケート 娘の発案で [余事余談]

下の娘がスケートに行きたいと言います。
テレビで浅田真央選手とかを観て自分でもやってみたいと。
すぐに熱が冷めるかと思ったら数日しても頑張っているんで
家族でスケート場に出かけることを決めました。

とはいえ、スケート場ってどこにあるの?ここから始まります。
でもさすがにインターネットは便利ですね、
東京圏でも結構あちこちにあるようです。
千葉県からだと千葉市と江戸川区が近いところ。

そうして先日出かけてきました。
予想比上の人出。リンク上は人がびっしり。
バブル期のスキー場のゲレンデ並みの混雑。
スケートって、結構根強いファンがいるんですね。
かなり上手なシニアの方から初心者デートのカップル、
家族連れ、スクール生と思われる上手な女児達とか。

さて、スケート靴をお借りして履き替える。
ん?これはヤバそう、普通に立って歩くことすら大変・・・。
氷の上では予想通り、というか、予想以上な事態。
多少はなんとかなるかなと安易に考えていましたが、
これは大変。当たり前ですがとにかく滑る滑る。ツルツル。
家族四人でワーワー言いながらツルツルのスケートリンクを
一周するだけで体力を消耗する始末。
お恥ずかしい話、軽い筋肉痛になりました。

見るのと行うのは違うと言葉では言いますが、
あらためてその本質を教えられました。
自分の知らないことってまだまだあるんだな、
いやいや、自分の知っていることって本当に少ないんだな、
そんな振り返りの機会を提供してくれた下の娘に感謝です。

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忙しいと不安になる [余事余談]

何故でしょう。

忙しくなってくると、無性に不安になります。焦ってきます。

本当は個人事業主であれば、暇=すなわち仕事が無い、わけで、
それこそ焦って不安にならなければいけないハズですが、
暇(というかゆっくり考える時間があると)だと、とても落ち着きます。安心します。

忙しくて、考える時間が十分に確保できないと、大事なことを考え忘れてないか、
あれは大丈夫か、これは大丈夫か、自分はさぼってないか?
なんだか病気ですね、コレって。
でもそれが自分なのだろうとも思います。
しばらくは治らないのでしょう。
それならば付き合っていくしかない癖。

なるべく、ゆっくり考える時間、を確保して歩んでいきたいと思っています。

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今年は「一歩一歩」をテーマに [余事余談]

新年あけましておめでとうございます。
昨年の「縁(エニシ)」に感謝しつつ、少しゆっくりとさせていただいているこの年末年始です。

さて、今年の抱負ですが、「一歩一歩」をテーマにしたいと思っています。

創業してとにかく前に走り出し、あれこれと活動の場を広げてきました。
少しずつやるべきこと、なすべきことが見えつつあるように感じる今年、
一つ一つの行動をもっともっと大切に一歩一歩真摯に取り組み、
成果の結晶をより大きく純度の高いものにしていきたいと思います。

焦らず、自信を持って、真摯に

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ITコーディネータ協会のメルマガへの寄稿 [余事余談]

ITコーディネータ協会のメルマガ「創新」の第166号2008.12.26に
寄稿させていただく機会をいただきました。

============

 ◆『今を真摯に』
   ~一人の独立系ITコーディネータの心構え~

                 株式会社トゥモローズ 代表取締役
                    ITコーディネータ 堀 明人

 はじめまして、トゥモローズの堀と申します。私は、来年本厄をむかえ
 る40歳の子持ち独立系ITコーディネータです。

 昨年独立し、現在は「インディペンデント・コントラクター(独立業務
 請負人)」として、主に情報通信業界の営業・マーケティング業務のお
 手伝いをさせていただいております。最近になって、ようやくITコーデ
 ィネータらしい活動にも参加させていただく機会が増え、とても刺激的
 で充実した毎日を過ごしておりますが、独立当初は仕事も無く先行きに
 大きな不安を抱えて過ごすような時期もございました。

 独立のご挨拶を兼ねての営業まわり。有難いことに激励は山ほどいただ
 き、「何かあれば是非手伝ってね」と言っていただくことも多くありま
 したが、実際のご契約には至らず仕舞い。当時は、自分に何が不足して
 いるんだろう、一体どうすれば契約が取れるのだろう、何が悪いんだろ
 う、と自問自答する毎日でした。

 今になって振り返ればよくわかるのですが、私が営業していたのは「私
 が仕事が欲しいタイミング=自分の都合」。でも、実際にお仕事をいた
 だける時というのは「先方が仕事を出せるタイミング=先方の都合」。
 先方の都合に一致しなければどんな良い商品であったとしてもビジネス
 にはならない。本当に極めて基本的なことでしたが、最初はそれに気が
 つかなかったのです。

 今現在のお取引先とも、そのお付き合いは昨日今日のことではなく、ビ
 ジネスに直接関係のない事も含めての人間関係を作ってきた中で、たま
 たま良いタイミングが到来してご契約につながったものでした。タイミ
 ング、巡りあわせ、その大切さを独立して強く実感します。

 さて、そんな有難い巡りあわせもあり、最近になってITコーディネータ
 として活動する時間が増えつつありますが、中小企業の経営者や商工会
 議所の方、行政機関の方々等とお付き合いさせていただく中で、ITコー
 ディネータというものの定着と発展、さらなる飛躍の可能性を確信を持
 って感じます。社会のうねり、社会のファンダメンタルの変化と相まっ
 て「IT経営」という世界観が少しずつ受容されつつあり、その中で、
 「経営とITとの懸け橋」をコンセプトとするITコーディネータに対する
 期待感も、ゆっくりとしかし着実に大きくなっているように思えます。

 もちろんこれは、先輩ITコーディネータやITコーディネータ協会、経済
 産業省や商工会議所等々の関係の皆様のこれまでの不断の努力、地道な
 活動の成果と存じます。

 そのような潮流の中で、必ずや訪れる「タイミング・巡りあわせ」に備
 えて、ITコーディネータとして万全の準備をしておくことが今の私にと
 って極めて重要なテーマとなっています。それは、クライアントの候補
 を地道に増やし、良好な関係を構築し発展させ続け、いざという時に的
 確にサポートできるような実力(知識・技能・経験)を身に付けておく
 こと。

 「幸運の女神には前髪しかない」と言われます。幸運はいつ何時訪れる
 かわかりません。幸運がいつ目の前に訪れてもいいように常に100%の
 準備をしておく。それはすなわち、今というこの時間を大切にすること
 なのかもしれません。過去の行動・出会いが今の自分を作ってくれてい
 るように、今の行動・出会いが未来の自分を作る。だから今を真摯に生
 きる。そんな心構えで日々精進していきたいと考えています。

 株式会社トゥモローズ
 Web : http://tomorrows-corp.com
 Blog: http://tomorrows.blog.so-net.ne.jp/
 Shop: http://lets-smile.jp

============

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いや、ほんとに、毎年の年賀状書きのシーズンです。 [余事余談]

今年もこの季節がやってきました。
今年一年の感謝の気持ちを込めて書きあげる年賀状。
この週末に時間をとってあれこれ準備を整えました。

家族の年賀状は、毎年のように一年のイベントから写真をピックアップしてアレンジします。
3月に伊勢神宮にお参りしたのでその時の写真と、娘たちの「収穫」の写真。
そう、今年は農的生活に一歩踏み出した年。
それを象徴するような写真を選んでみました。

そして会社の方の年賀状は、なんと、毛筆で自筆に挑戦。
昨年の会社の年賀状には、どこぞの年賀状素材サイトからダウンロードした
「鼠」という毛筆一文字の図案を採用しましたが、
なんとなく今年は自分で一筆書きたいと思ったのです。

そして、選んだ今年の言葉は「感謝」。
プロワーカー関係、ITコーディネータ関係、農関係、Smile! Card と、
とにかくこの一年は「感謝」に尽きます。
今年ほど「感謝」の気持ちを強く感じた年もありませんでした。

こうして明日から宛名とメッセージを書きくわえていこうと思います。
今年一年の感謝、そして、先方にとって良い年が訪れることを願って。

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今日は娘の幼稚園で発表会がありました [余事余談]

忙しさにかまけてブログのアップをさぼってしまっていました。
ダメですね。決意が弱い。真摯さが足りないです。

立派なことを書こうとか、ためになることを書こうとか、
格好をつけることばかり考えていたような気がします。
取り繕っても仕方がありません。
できることを一つずつですよね。

ということで、身近な出来事から、今日は娘の幼稚園で発表会がありました。
園児たちが遊戯やダンス、演劇などを親たちに披露してくれる場。

いやもう、本当に可愛らしいです。
自分の娘でなくとも園児たちの一挙手一投足は本当に可愛らしく、
ほほえましく、あたたかい気持になります。

そして、なんでしょう、感激するんです。
園児たち一人一人、上手な子もいればちょっととまどっている子もいる。
笑顔一杯の子もいれば恥ずかしそうにしている子もいる。
でも、みんなに共通しているのは、ステージの上で挑戦していること。
歌・踊り・セリフ

それが伝わってくるんだと思います。
一生懸命にそして自分なりにトライしている。
そのエネルギー・パワーが心に届くんですね。
最後の演目では感激のあまり涙まであふれてきました。

こんな素晴らしい機会をアレンジしていただいた
幼稚園の先生方に心から感謝です。
ありがとうございます。

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元気なシニア世代との交流から想う [余事余談]

結局一週間に一度のアップもギリギリという今月でございます。

有難い程に忙しい交友(「友」と言っては失礼な諸先輩との交流です)で、
筆舌に尽くしがたい感謝を感じつつ、
ブログの更新ができない自分に(自分の「怠け」に)
腹も立つ今日この頃です。

今週末は土曜日、日曜日ともにITコーディネータ関係の集まりで外出しました。

昨日の土曜日は、ITC千葉の会合で、船橋の商工会議所へ。
中小企業庁が推進している新現役事業の紹介、Saasの最新事情と解釈、独立コンサルの商売実態、と
三者三様のご講演に大変勉強になりました。

講演会の後は、いつものように諸先輩方に混じって懇親会に参加。
この懇親会が本当に心から有難い場なんです。
出席者の大半はシニア世代。それぞれ大変なビジネス経験を積まれた方々。
お酒で体力を消耗するのは事実ですが、それ以上に血肉になるご教示のなんと多いこと。
勉強になるのです。

そして今日、日曜日は、NPO法人モノづくり応援隊in大田区における、
「企業支援実践道場」というプロジェクトの研修会に参加。
田中先生のTN経営戦略策定プロセスを実習を交えて学ぶという大変貴重な機会。
プロセスとして大変わかりやすく、使いやすく整理されたもので、とても参考になります。

そして研修会の後は、これまたいつものように懇親会へ。
またまたメンバーの大半はシニア世代。
体はお酒で、頭は知的刺激で大変疲れるのですが、
本当に自分と違う経験、価値観、見識を持たれた方々との触れ合いは刺激的です。

それにしても、昨今のシニア世代(団塊の世代と少し上の世代55-65歳)の元気なこと。
経験・知識を社会に役立てよう、という意欲がすごいです。
エネルギーを感じます。日本全体としては悪くないことですね。

個人的には、そのパワーが同じように現役ビジネスパーソン(35-45歳)から
出てくるようになるといいなと思っています。
これから20年先、30年先の社会を担う中堅ビジネスパーソンが疲弊している社会はおかしい!
トゥモローズという会社を設立した根っこの「怒り」です。

中堅ビジネスパーソン(男性も女性も)が元気な社会になるように、
中堅ビジネスパーソンが会社にも、家族にも、社会にも、エネルギーを注げるように、
何かお役に立てることをしたいとトゥモローズを創業したわけですが、
創業一年を経過して、まだまだ何にもできていません・・・・

まだまだ「努力」が足りません・・・・

ふぅーーーっ・・・・

なんかダメだなぁ・・・・

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この縁(エニシ)に感謝というしかありません。 [余事余談]

しばらくアップできずにおりました。
複数のイベントが重なってしまってブログに気をまわせないでおりました。

いずれもとてもとてもNewな取り組みで、一つ一つに深い経緯と縁(エニシ)があるのですが、とりあえず今日のところは、私自身の棚卸の意味でその羅列だけさせていただきます。(順不同)


・我孫子市の新規就農講座

・先輩農家での修行開始

・ITコーディネータの大先輩の福島山村別荘での合宿

・自分の市民農園での春夏作から秋冬作への転換

・NPO法人モノづくり応援隊in大田区への参加

・同法人での企業支援実践道場の事務局手伝い

・千葉県の地域力連携拠点事業でのIT経営に関する窓口相談

・インディペンデントコントラクター派遣事業への登録と案件推進

・支援中のクライアントのプロジェクトが大詰めに

などなどなどなど・・・・


思えば一年ちょっと前に独立したての頃のこれという仕事もなく時間がたっぷりあった日々。
今日の状況はそれとは雲泥の差。
全てが一歩一歩、一つ一つの縁(エニシ)が積み重なったもの。
一年という間に本当にいろいろな人と出会い、助言・応援いただき、助けられてきました。
「ローマは一日にして成らず」をまさに実感します。

過去の一分一秒に感謝し、未来の一分一秒を大切に真摯に感謝の気持ちを持って歩き続けようと決意新たな今日です。


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ありがとうございます。はじめての創立記念日 [余事余談]

昨日9月14日は、株式会社トゥモローズにとっての初めての創立記念日でした。

会社の設立登記から丸一年。
いまもなお健康で、走り続けていられることに、感謝の気持ちで一杯です。
お取引先、個人事業の先輩諸氏、激励をいただいた先輩や友人、そして家族に。

今はまだ、株式会社といっても個人事業の体しかなしていない弊社ですが、
いつの日か、会社を大きく(といっても数人でいいのですが)して、
スタッフと一緒にこういう節目を喜び合うことができるよう、
できることは全てやって前進していこうと思っています。

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盛夏 [余事余談]

北京オリンピックがはじまりましたね。
開会式の心底美しいと感じられた素晴らしい演出の数々。
と同時に、暑い北京の会場の熱気もものすごく感じました。

今、自宅の書斎には利根川の花火大会の
打ち上げ花火のドーンドーンという音が響いています。

明日からは少しお休みいただいて
毎年恒例のキャンプにも行く予定です。

8月6日の広島、8月8日の長崎の原爆の日もむかえました。

昨年8月にウィルコムを退職して一年が経とうとしています。

盛夏です。

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ねこが子供を生みました [余事余談]

といってもうちではねこを飼っていないので、
どこかの飼い猫あるいは野良猫ということになるのですが、
自宅の庭(といっても隣地壁と建物の1メートルもないすきま)で
ニャーニャーと子猫がないているではありませんか。

まだ本当に生まれたてホヤホタのようで
目も十分に開いていない痩せっぽっちの子猫達。
どうやら4匹生まれたようです。

ずーっと居座られちゃうと困りますが、
なんとなくほのぼのしてしばらくいて欲しかったりもします。

親猫がビンカン王なので写真もちゅうちょして撮っていません。
仕事部屋のエアコンの室外機の近くで寝てるので
エアコンもかけられずに暑いまま仕事してます・・・

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25年ぶりの京都 [余事余談]

京都に行ってきました。
実に高校の修学旅行以来です。

もちろん観光ではなく仕事で訪れましたので、
あれこれ見て回るわけにはいきませんでしたが、
それでも空き時間に四条河原近辺を散策したり、
清水の舞台を眺めたり、
ほんの少しだけ京都を感じることができました。

鴨川(川床が出ています)
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祇園の通り
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清水の舞台
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考えさせられる一冊 「解体されるニッポン」 [余事余談]

久しぶりに考えさせられる一冊を読みました。
米国の裏で私欲を肥やす集団が推進する新自由主義というものの本質を解説しています。
ガックリきます。若い人には読ませたくありません。希望も夢もない。
逆に日本の政治家、官僚には是非読んでもらいたい。このままじゃいかんと。


解体されるニッポン (青春新書INTELLIGENCE 196)

解体されるニッポン (青春新書INTELLIGENCE 196)

  • 作者: ベンジャミン・フルフォード
  • 出版社/メーカー: 青春出版社
  • 発売日: 2008/03/04
  • メディア: 新書



何でもかんでも自由経済という論調には
しばらく前から疑問を感じていて、
例えば、成田空港会社の外資規制についても、
「自由がいいんだ」と盲目的に語る方々がいて、
また、郵政民有化もなんだか???の連続で、
本当に自由とか民営化だったら何でもいいのか
と考えていましたが、
本書を読んでその印象は確信に変わりました。

自由が良となるものもあれば自由が悪となるものもある。

本書で印象的なのは、国としての富が増えている一方で
昔と変わらない努力をして日々働いている人々の生活が
苦しくなっていく社会はおかしい、という点。
まさにその通りだと思います。
「努力をしないからだ」という
自己責任論で片付けるのは乱暴すぎる。

その国として増えたはずの富は
新自由主義を集金マシンとして利用する
ほんの一部の人間達の私利となっている・・・。

弱者を踏み台にして、利益を独り占めにすることが、
彼らの信奉する正義なのだろうか?
生きている間自分だけが幸せだったらそれでいいの?
彼らは何のためにこの地球上で暮らしているんだろう?
思考回路が不思議でなりません。

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新緑の那須 秘湯「北温泉」 [余事余談]

この週末は、ITコーディネータの諸先輩方とご一緒させていただいて、福島へ一泊旅行に行ってきました。
福島の別宅で、畑仕事やバーベキュー、カラオケ、酒宴を愉しんだ後、帰路は途中で那須へ立ち寄り、秘湯「北温泉」を訪れました。

北温泉は那須の山を登った上にあり、ちょうど季節がよく、自生のツツジ満開な様子を横目に進みながら、少し外れた道の先にある駐車場から徒歩で急坂を降りて行ったところにあります。

立地も秘湯っぽいのですが、また、その建物も秘湯。古い建築物でギシギシと板敷がなりながら、暗い廊下を進むとかけ流しの熱い湯の露天風呂がある風情。

近代的設備のスーパー銭湯と対極をなすその佇まいにアートすら感じながら、湯を堪能しました。

秘湯めぐりなぞをしてみたくなった週末でした。

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札幌出張 疲れたぁ・・・ [余事余談]

先週金曜日は久し振りに札幌に出張でした。

予約してもらったホテルが京王プラザホテル札幌だったのですが、地図で見るとどうやら北海道大学のクラーク像へもすぐ近くらしい。それならちょっと早朝散歩でもして拝見しにいこうかなどと楽しみにしていましたが、うーん、あいにくの小雨まじりの天気で、しかも寒い・・・。
朝や夜は10度以下。日中も風が吹いたりするとゾクゾクっとするくら本当に寒っ。季節が2か月位戻った感じでした。
北海道はやはり気候が違いますね。

ということで、クラーク像は今回は御預け。出張の行程も結構激しいスケジュールで市内の複数個所をいったりきたりと訪問し、あまりゆっくりする間もなく慌ただしく帰路に。
まあそれでも、ホテルは断然快適だったし、わずかな時間でラーメンや魚介類も楽しんだし、お土産も毎回買っていくトラピストクッキーに加えて白い恋人まで買っちゃってと、多少は楽しんだかな。

と、むかえた今週末ですが、体の疲れがひどかった・・・。
寒さで体が縮まっていたこともあったのでしょうが、なにより重たい書類を肩掛けカバンに入れて市内中を歩き回ったのが腰にきた様子。出張に出る前にさんざんキャスター付きカバンを購入しようか迷った挙句今回は従来のバックで強行したのですが後悔しきり。若くない自分を実感。次回までには必ずキャスター付きバックを用意しようと心に決めました。


ところで「クラーク像」、ちょっと調べてみると実は二つあるんですね。有名な立ちポーズのものは羊ヶ丘展望台にあるそうで、実は北大にあるのは胸像だったそうです。小雨の中無理して北大に行ってガッカリしなくてよかった。不幸中の幸。なんだかドタバタの一週間でございました・・・。

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燃料電池で飛ぶ飛行機 [余事余談]

ちょっと前のニュースですが、航空機メーカーのボーイング社が、燃料電池で飛ぶ飛行機を開発し、有人飛行に世界で初めて成功したそうです。

 ボーイング社のリリース
 http://www.boeing.jp/ViewContent.do?id=23362&Year=2007

 日経ネットの記事
 http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080404AT2M0401P04042008.html

飛行機なんて、とってもとってもガソリン燃料を大量消費する乗り物だと思いますよね。それが、なんと「電池」で空を飛ぶとは意外感満点です。

ボーイング社のリリースによれば、これは燃料電池とリチウム電池のハイブリッドシステムだそうで、巡航時は燃料電池を、最も動力が必要とされる離陸・上昇時にはリチウム電池を使うとか。
離陸くらいはガソリン燃料を使うのかと想像しましたが二度驚きです。ちなみに、テスト機の機体はグライダーだそうで、燃料電池での巡航速度は時速100kmで、約20分の飛行時間だったそうです。

もっとも、実験なので、燃費とか云々のテストデータをとって今後の参考にしようということで、経済性とか実用性という観点も含めて実用化はまだまだ先なのでしょう。実際にガソリン燃料を一切使わないとなれば、電気タクシーが普及しないのと同様に、飛行場のエネルギー供給設備から何から見直さなければなりませんし、ハイブリッドで始めるにしても、航空システム全体の整備は必要不可欠でしょうから。

ただ、こういう技術チャレンジから様々な要素技術の無数の発見があり、それが「特許・知的財産」として積み重なっていくことで、国家レベルでの産業の競争力強化につながっていく背景は忘れてはならないのだろうと思います。

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タタ自動車がジャガー買収 [余事余談]

インドの大手自動車メーカーであるタタ自動車が、ジャガーとランドローバーを買収するそうですね。

タタはトラックや低価格車を中心に事業展開していたそうで、今回の買収は、相乗効果というよりも、単純事業拡大という図式のようです。

このニュースで何よりも印象的なのは、インドの会社がイギリスの老舗ブランドを買収するということ。
ご存知の通りインドはイギリスの植民地だったところ。イギリス国内にも多くのインド系住民が住んでいますが、そこにはなんとなく階級的違いのような空気をを感じるものです。

伝統の中に暮らすジャガーやランドローバーの従業員はどんな反応なのでしょう?
イギリス人は割りと淡白で「大人」な人が多いので、表面的には紳士然としているでしょうが、内面は複雑な因果応報を感じるのでしょうか。

行く末に注目です。

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栄養剤としての集中読書 [余事余談]

なんとなく「消耗」感がありまして。
知恵が出てこないというか、リアクションはできてもそれ以上頭が回転しないというか、ボートを漕いではいるんだけれど気がつくと進んでいないモヤモヤした感じ。

花粉症の季節になって、なんとなく体調が万全ではないというのも少なからず影響しているのかもと思いつつ、しばらく頭に休息と栄養を与えることにしました。
ま、休息と栄養といってもなんのことはなく、PC(キーボード)の前を離れて本を読む、物思いにふける、瞑想する、居眠りする、ということですが。

どうしても、PCの前にいて、キーボードに手を置いていると、Google検索でも資料を書いていても、要するに「アウトプット」モードなんですよね。何か頭の中で考えたことを出さなければいけない。アウトプットすべき何かを考えなければならない。そんな消耗戦。

だからあえてPCの前から離れてみました。アウトプットを断ってインプットに集中してみたわけです。

栄養剤として本をガサッと書店で買って一気読み。こういうときはアマゾンじゃなくって書店で本を探すのがいいですね。特に、新書・文庫コーナー。値段が安いし重くもないから何冊も気兼ねなく買える。それでそもそも数が山のようにある。種類も豊富で選び放題。少し前にベストセラーになった本から最近の新書、歴史ものから社会もの科学もの、もちろん、ビジネスもの。読みつかれたら居眠りして熟成させる。

ここ2日間で4冊ほど一気読みしましたが、不思議となんだか脳みそが回復してきた感じです。
雑誌じゃだめなんですね。やっぱり本じゃないと栄養にはならない。200ページとかのボリュームの本を一心不乱に読み続けると頭の中の混乱が少しずつ整理されてくる。

脳みそが消耗した、知恵が出ないと感じた時にはお試しください。おすすめです。

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国民の迷いが現れた政治 [余事余談]

日銀総裁人事が揺れています。
世界経済、日本経済の現況からも空転して総裁空席期間を生んでしまう結果になるのはまさに失態。

どうしてそうなってしまったのか。何が悪かったのか。どうしたらよいのか。一人の大人として考えずにおれません。

参院で否決するのは予想できた話。
ねじれ国会の中で、国会提出のタイミングをここまで遅らせれば、このように踏み絵を迫るような参院軽視の事態に陥るのは明白でしたよね。それでも自民党があえてそういう状態を作り出した。最終責任が誰にあるかといえば政府・自民党にあります。ねじれ国会とわかっているんだからもっと早期に提出して、あるいは、調整に動くべきところを動かなかった。

でも、こういう事態を見越して画策された大連立を否定した民主党にも根っこの原因がある。
でも、突き詰めて言えば、そんな矛盾したねじれた政治体制を選んだのはわれわれ国民自身。
(もちろん、今の内閣は選挙の信任を受けていませんが。)

遅々として進まぬ社会保障、地方財政、道路・港湾に代表される箱物行政、補助金等々の問題山積み・・・

そう。
政治家がダメだダメだと先導する衆愚マスコミに左右されるわれわれ国民自身の迷い・不安が結果的に現れている状態なのだろうと感じます。


大前研一さんが著書で「鉄のオクタゴン」と指摘しているように、日本には構造的な問題が根付いている。そんな根深い構造を、どうやって変えるのか?何かを壊すしかない。(だから小泉さんが「流行」った。)何かを壊すともちろん痛みがでる。犠牲もでる。でも、旧習を壊してみないと生まれてこないものもある。

「選挙」というのは、国民に与えられた道具。旧習を壊すこともできる道具です。うまく使えば機能する。でも、上手に使わなければ何も生まないばかりか、矛盾すら生んでしまう。うーん、ITと同じ。リテラシーが必要なんだ。

そうなってくると、リテラシーの無い国民が「選挙」を上手に使えるのはまだ時間がかかる。とすれば、当面の日本を救うには、大きく日本の構造を変革するためには、スーパーなカリスマが出現して、強権発動して、しばらく黙って国民はついていくっていう選択肢しかあり得ないのかもしれません。

誰? 東国原知事?石原慎太郎?たけし?
出てこーい!

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