Smile! Card のお店 Let's Smile! オープン [◆これからのワークスタイル]
Smile! Card は、こんなデザインの切り離し式カードが20枚入った冊子。
一冊税込1,050円で、うち200円分は環境保護活動に寄付させていただきます。
いろいろな方にご意見をいただきながら、じっくりと育てていきたい商品です。
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ありがとうを伝える新しいカタチ「Smile! Card」。
職場のストレスを減らしてもっと楽しく元気に働くためのツールとして誕生。売上の一部は地球環境保護活動に寄付。
職場にも地球にも笑顔をもたらす新商品。
さあ、あなたも、Let's Smie!
『褒め言葉は「報酬」』だそうです [◆これからのワークスタイル]
(引用開始)
褒め言葉は「報酬」
自然科学研究機構・生理学研究所(愛知県岡崎市)の定藤規弘教授らの研究グループは二十三日、褒められた際の脳の動きを初めてとらえたと発表した。喜怒哀楽をつかさどる部位よりも、食べ物やお金をもらった時に反応する中心部の血流が活発になった。褒められることを脳が「報酬」と受け止めることを示すもので、人間の複雑な行動を科学的に検証する指標の一つになるという。(省略)
(引用終了)
自分自身を振り返ってみて、他の人から褒められた時はとても嬉しかったですし、逆に、嬉しいなと感じた時って、だいたい人に褒められたり認められたりした時だったような気がします。褒められて嬉しくない人なんていないんですよね。
褒めるという行為に必要な資源は「キモチ」だけ。暖かいキモチ、感謝のキモチ、他人を思いやるキモチさえあれば、褒めるという行為ができる。
経営的に見ても、金銭的報酬と同様の効果が褒めるという行為から得られるとすれば、「褒めない」選択肢はあり得ませんよね。それでもまだ「褒めすぎると喜ばなくなるんじゃないの」なんてひねくれてる人がいたら、「まずは、おなかいっぱいになるまで褒め続けてみましょう」と言ってあげましょう。
ということで、まさに褒めるためのツールが先週当ブログでご紹介した「Smile! Card」でございます。
ECサイトも少しずつ出来上がってきましたので、当ブログでは先行してご案内しちゃいます。まだ決済関係が完全に手続きを終えていないので開店できていないのと、一部ページは更新途上なのはお許しください。
こんな商品なんだあとご覧いただければと思います。
ECサイトトップ⇒ http://lets-smile.jp/
Smile! Cardの使い方⇒ http://lets-smile.jp/?mode=f4
それにしても、脳を観察するとこういうことも科学的にわかるんですね。関心しちゃいます。
ついに完成 「Smile! Card」 [◆これからのワークスタイル]
こんな製品を新しく製作してみました。
職場のストレスが大きな社会問題となっています。
どことなくギスギスして冷え切った人間関係・・・。
でも本当は、誰もがもっと楽しく、協力し合って、イキイキと元気に働きたい、そう思っているんですよね。
Smile! Cardは、そんな職場の活性化のために、コミュニケーションの原点「ありがとう」を伝えるツールとして製作したものです。
一つでも多くの職場に笑顔を取り戻してもらいたい。
社会を担う30-40代のビジネスピープルがもっともっと元気に働けるようになってもらいたい。
そんなことを夢見て製作してもらいました。
ゴールデンウィーク明けにはECサイトの準備も整う予定です。
店名は「Let's Smile!」です。
このBlogでも少しずつご紹介してまいります。
「笑顔」の輪を広げていきたい。
そんな想いでいます。
ケーズデンキも正月休みに! [◆これからのワークスタイル]
ケーズデンキのサイト
http://ksdenki.irbridge.com/ja/PressRelease/PressRelease-2247627232849796931.html
プレスリリースは、「CO2削減」が目的と説明したきわめてシンプルなもの。従業員のワークライフバランスについては触れていませんでした。ヤマダ電機に先を越されたからあえて多くを語らないのかもと邪推しちゃいますが、何はともあれ、こういう動きが広がっていくのは結構なことだと思います。
もちろん、「正月休みになると給料が下がるんで困る!」なんていう従業員の方がいらしたら、ちょっと微妙ですが・・・
ヤマダ電機は元旦はお休みにするそうですよ [◆これからのワークスタイル]
http://www.yamada-denki.jp/ir/pdf/press/2008/080326_gantan.pdf
社員のワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の実現についての取り組みの一つだそうですが、これは英断ですね!!
流通業界、特に大型量販店は、いつからか正月営業が当たり前になってしまいました。私は毎年お正月には実家に戻ってゆっくりしますが、量販店の店員さんは大変だなあといつも感じていたものです。それも、来年以降は変化しそうです。
新聞記事によれば、この決断でヤマダ電機は最大100億円の減収懸念もあるそうですが、パートを含む全30,000人がお休みをとれるそうで、これはすごくすごく良いことですよね。さらに加えて、CO2削減効果も830トンあるとか(といっても感覚がわからないですが・・・)。
百貨店もスーパーも皆真似をしましょうよ。消費者は一日くらい不便でもなんてことないです。二日から営業していただければ福袋も変わらずありがたく殺到します。一人でも多くの日本人が家族と年越しという時節を味わえることを願ってやみません。
時代は着実に暮らしやすい働きやすい方向に向かっていますね。
職場の人間関係が崩壊しているという書籍 [◆これからのワークスタイル]
ある本は産業医の目線から病巣を分析し処方箋を、またある本は上司のとるべき行動様式を指南し、そして、ある本は、ギスギスした人間関係を解消するにはどうしたらよいかを提言する。
2冊ほど速読しましたのでご紹介しておきます。特に「不機嫌な職場(帯タイトルとして「あなたの職場がギスギスしている本当の理由」)」で述べられている方向感には大いに納得し、そしてまたそういう問題認識を共有している人々が増えつつある(書籍化されている事実がそれを示してる)ことに感動しました。
そこでのポイントは、「感謝」の気持ち、「感謝と認知のフィードバック」、「『ありがとう』という言葉があふれている」、という点です。「ありがとう」が連鎖していく状態が作り出せれば職場の人間関係はもっと円滑に楽しくなる。
歩みは遅いかもしれません。今日もまたどこかで傷ついている人たちはいるのだろうけれども、社会は着実に良い方向に向かっています。また、私自身その推進力になろうとしていることにあらためて強い決意を持ちました。
不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか (講談社現代新書 1926)
- 作者: 河合 太介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/01/18
- メディア: 新書
職場はなぜ壊れるのか―産業医が見た人間関係の病理 (ちくま新書 643)
- 作者: 荒井 千暁
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2007/02
- メディア: 新書
組織における人間の弱さ [◆これからのワークスタイル]
風土変革をテーマにしたお仕事をされていますが、その著書に書かれていることで大変に参考になるのが、人間の弱さに正面から向き合っているところです。
「お互いによほど意識的に努力をしないと、必然的に壁をつくり合い、非協力的になるのが組織というものであり、人間というものなのである。」
「オフィスワークの中には、やらなければならない決められた仕事のほかに、会社の利益には貢献しないが、自分自身が会社の中で生き残るためには「やっておいたほうがよい」という種類の仕事がある。「やっておいたほうがよい」というのは経験上やっておいたほうが「自分にとっては万事がうまく収まりやすい」という意味である。私はこのような仕事を、行きすぎた「保険仕事」と呼んでいる。」
「最初は見えていた問題なのに、それを問題とは感じなくなって、見えなくなる」
悪さをしているつもりはないが、人間的な本能に素直に仕事をしていると、組織的な生産性や協働性を阻害するような行動をしてしまうのが人間。あたらず触らず面倒なことからは距離を置く。どうしてもやらなければいけないことはやっつけ仕事で上司が決めたからとかあの部署がどうだからとか何とか誰かの責任にしておしまいにする。
これは人間の本能なので、いくら流動性が高く現場の活性が良い組織だったとしても、時間が経てば必ずそういう本能が発揮されて組織は硬直化していく。これが法律によって規定された組織であればなおさらで、長年同じ構造が維持されるため、このような人間の弱さが目立つようになるのはある意味当たり前のこと。
肝心なのは、組織の責任者がこういう事態が発生することを自然の摂理と理解した上で、それを解消するあるいは発生を抑制するための行動をとり「続ける」、ということなのでしょう。
「うちの会社は大丈夫。若手がしっかりしているから。」「社内活性化のための組織を整えた・制度を作った!」なんて発言を社長がしてたら要注意。3年後には業績が傾きはじめるかもしれません。
組織は生き物。生き物は3年も同じ形で止まりませんからね。仮に3年も同じ形なら、それって「死んでいる」ってことです。
柴田昌治の変革する哲学 (日経ビジネス人文庫 ブルー し 5-6)
- 作者: 柴田 昌治
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2008/03
- メディア: 文庫
カンシャのキモチ [◆これからのワークスタイル]
サラリーマンを辞めてからというもの、「ありがたいなぁ」と感じることが多くなった気がします。
もちろん、インディペンデント・コントラクターとして仕事をいただく立場になったからだと思います。それでも、仕事以外の日常の小さなシーンでも「カンシャ」を感じる自分がいます。
通勤で利用するバス、電車で働く人々
コーヒーショップの店員さん
ランチのレストランの店員さん
コンビニの店員さん
もちろん、クライアントの皆さん
友達
妻
子供
親族
近所の人
娘の友達
暖かな日差し
空高く飛ぶ鳥
潤いの雨
カエルの卵
風情ある雪景色
・・・
人は一人では生きていけない。
一人で生きているように思っても、現実には多くの人々に支えられた社会で生きている。
サラリーマンを辞めて、拠り所がなくなって、今まで見えなかったものが見えたのだと思います。
これまでの過去の自分がいかに傲慢で、勘違いしていたか、恥ずかしく思うとともに、こういう「発見」ができたことにもまた、「ありがたいなぁ」と思う今日この頃です。
日々感じる社会の「ひずみ」・・・ [◆これからのワークスタイル]
社会の「ひずみ」の犠牲になるのは、いつの時代も弱者です。
サラリーマンとして、ビジネスパーソンとして、ビジネススキル向上、キャリアアップ、昇進昇給を目指し、懸命に働く。「ワークライフバランス」という流行言葉を耳にしつつ、やっぱり、連日の残業は断つことができず、いつも自宅には疲れて帰り、できることといえば、「怠惰はリラックスの象徴」とでも自分に言い聞かせるように深夜番組をビール片手にポテチをつまみながらだらだらとながめ、そのまま眠ってしまい、気づけば疲れを引きずったまま次の朝がやってくる・・・。
書店に立ち寄れば、足が向くのはおきまりのビジネス書のコーナー。いくら読んでも、いくら買っても、満足することなく、スキルアップに終わりもなく、あれもこれも読まなきゃいけないと思う本はエンドレスで迫ってくる。これを買え、これも買え、買え、買え・・・
懸命に働けば働くほど精神的なストレスは高まり、アップアップの状態で、会社という無機質な場で、無神経な配慮不足の言動一発で打ちのめされてしまう。ノックダウン。疲れた体に疲れた心。会社を休んだとしても心は休まない。追われる。逃げ続ける。
マスコミはあるべき論だけを繰り返し、一度誰かがミスするとこれでもかとブッ叩く。
正月も盆もなくスーパー・コンビニは「年中無休」で働き通し。
メーカーは競争競争と次々と新製品を世に送り出す。
宅配便にとっては道路が駐車場。
便利な世の中は嬉しいけど、その便利を提供している人達は本当に幸せなのだろうか。
もっとゆっくり時間が過ぎないものか。
もっと大切に人生の一時を過ごせないものか。
欲張りに、仕事も家庭も友人も恋人も社会も子供も高齢者も趣味も愉しみも満喫できないものか。
いや、厭世じゃなくって、当たり前に、もっと「生きている」時を過ごせないだろうか。
なんとなく、日々そう感じているのです。
すみません、答えがあるわけではありません。
称えあう仕組み [◆これからのワークスタイル]
ITProより
インテリジェンス 急成長支える“報奨”制度、企業DNAを体現した社員を社員同士が投票し決定
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/JIREI/20071205/288791/
社員同士で誉めあう制度を導入する企業が昨今増えています。最新号の日経情報ストラテジーでも「称えあう組織」として特集されていました。とてもとても良いことだと思います。
今回のITProの記事は、不調から再起しつつあるというインテリジェンスの話題。インテリジェンスで称えあっているのは、DNAを体現しているかどうか。これはとてもユニークですね。
今まであった、「感謝を伝える」、「仕事振りを称える」とはまた違った視点で、組織内が活性化するマジックだと思います。
メールを出せば一通り連絡はできる。連絡という形は出来上がる。そんな、とても便利な世の中になりました。ただ、その一方で、顔をあわせて会話したり、気持ちを伝えたりすることが、すごく下手になっている。というより、もともと人に気持ちを伝えるのは簡単なことではない。伝え方を間違って後悔したり、失敗したと感じたりする中で少しずつ伝え方が上手になっていくもの。なのに、伝えることすらしなくなったら、コミュニケーションが上手になるわけが無いですね。だから、こういった「称えあう仕組み」を会社として導入する例が増えているのです。
「今の若い者はちゃんとコミュニケーションしないから」だと、こういう動きを嘆かわしく思う方もいるかもしれません。また、「デジタルが悪い」と利便性を否定する方向の発言をする方もいるかもしれません。でも、それは理想論で現実を見ていないですよね。現実を無視して理想ばかり語っていると、いつぞやのサッカー日本代表のような不幸な結果になってしまいます。
文明の発展に応じて人の交わり方も変化してくるのは当然と考えれば、むしろこういう動きは納得できるし、そういう動きを発案して実行していく人間の創意工夫っていいな、素晴らしいなと思います。嬉しく幸せな気持ちになります。
たぶん、小学校とか中学・高校、そして家庭内でも、こういった「仕組み」を導入する世の中になるでしょう。気持ち豊かに生きていく人間の知恵ですね。
個人事業主はカゼをひけないんだ・・・ [◆これからのワークスタイル]
今さらですが気がつきました。
ここんところ、めっきり気温が下がってきて自覚しました。
カゼをひけません・・・。
インディペンデント・コントラクター、つまり、個人事業主として現在活動していますが、個人で仕事を受託していますので、自分がダウンしたら仕事になりません。
もっとも、体力気力には自信があり、毎年カゼをひかずに済んでいますから、なんとか乗り越えるつもりではありますが、万が一はヤバイです。もしもダウンしたら仕事に穴が空きます。迷惑かけます。
サラリーマンと違って何かと一人でやることが多い毎日ですが、あらためて、責任の重さを感じます。
外から帰ってきたら手を洗ってうがいをする習慣は身についていますので、ちゃんとマスクもして、万全にこの冬を乗り切ろうと、あらためて決意しています。
今晩は早く寝よっと。
社会起業家 あらためて・・・ [◆これからのワークスタイル]
「社会起業家」という言葉にはじめて出会ったのは世紀の変わり目2001年のこと。
当時私はロンドンに駐在していて、日本の活字にとてもとても飢えていました。
Amazonで読みたい本を手配しても、配送先は田舎の両親の家。そこから日本食やら子供のおもちゃやらと一緒に定期的にロンドンまで送付してもらう。そんな、読みたい本がすぐに手に入らないもどかしさを感じる日々の中、ロンドンにある日本書店でフト手に取ったのがこの本。
それはちょうど英国暮らしに少し慣れてきたころでした。
英国暮らしの最初は、英国人の超超超マイペース振りに驚き、怒り、憤慨する日々。それでも、年月が経つにつれ、次第に次第にそれが「羨ましく」感じてきたころでした。
彼らは些細なことにイライラしない。目前の憤りに気を使うことがそもそもバカバカしい。何をそんなに怒っているのか。季節はめぐる。生き物は育つ。風は吹く。日は沈む。生きることを楽しむ。
一方の「小さい」自分が恥ずかしく、日々何をやっているのか、何をイライラしながら生きているんだろう、何をやりたいんだろう、そんなことに悩んでいた時でした。
「良い社会を造る。」
それが社会企業家の仕事。
自己犠牲のボランティアではない。利益を得ることを否定しない。商売を否定しない。利益を得ることで結果的に社会貢献も大きくなっていく。何より疲弊せず長続きしていく。そんな考え方、生き方があることを知りました。
これだ。そう思いました。いつかこれをやろうと。
そうして6年が経ちました。いろいろ深く経験してきました。脳みそのしわが増えました。そうしてまたこの本に出会いました。
やっぱりこれかぁ。そう思いました。
こういう社会をつくるのっていいです。
元気に働くための条件Worst3 [◆これからのワークスタイル]
先日に引き続いて「元気に働くための条件」に関するアンケート結果。
Worst3、つまり、職場でこれだけは避けたいと思うことBest3です。
「Q2. 職場でこれだけは避けたいと思うことを3つ選んでください。」
1位 人間関係がギスギスしている 88.2%
2位 頑張っても評価されない 58.8%
3位 上司が一方的に命令する 41.2%
確かに。
これは避けたいですね。
こういう職場はツライ。
3位の「上司が一方的に命令する」というのは、全てを端的に表現しているような気がします。
一方的に命令するような上司は、部下がどんなに創意工夫で頑張ったりしても決して評価することはないでしょう。そうして、そうやってお互いを認め合えない職場では、人間関係はギスギスしちゃうのでしょう。
働きやすい環境づくりに上司が果たす影響はやはり甚大なようです。
Q3の結果もあわせて整理します。
「Q3. 次の職場で最も魅力的と思うものを1つ選んでください。」
1位 目標を目指してチーム一丸となって働いている職場 35.3%
2位 私生活の充実を第一に考えてくれる職場 23.5%
3位 個人目標が明確で一人一人がバリバリ働いている職場 17.6%
3位 職場の仲間との交流を最も大切にしている職場 17.6%
せっかく働くなら仲間と楽しく熱く燃えたいですよね。
今回は、「アンケート100人に聞きました!」さんのWebサービスを利用させていただきました。大変使いやすい仕掛けで大変感銘を受けました。どうもありがとうございました。
また違った観点でアンケートしてみたいと思います。
仕事バカにとってのワークライフバランスとは? [◆これからのワークスタイル]
自分自身がそうだったんです。仕事バカ。ええ、今でもそうです。
放っておけば四六時中仕事のことを考えています。もちろん、今現在はインディペンデント・コントラクターですから、ゆっくり遊んでいられる立場じゃない側面はありますけど、サラリーマン時代もとにかく寝ても覚めても仕事のことを考えていました。
どうやったら成果がでるのか? もっと元気に仲間が働けるようにするには何が必要か? サービス性を向上させるにはどんな変革が求められているか? 理想と現実のギャップをどうやって埋めていくか? 誰をアサインするか? 昨日生じた課題をどうやって迅速に解決するか? ・・・・・・・
本当にキリがありませんでした。寝ている間もフト目を覚ましてケータイから会社のPCへ思いついたことをメールすることも何度もありました。昼飯を食べながらも会話は仕事の話ばかり。部下にとってはさぞかし息の詰まるつまらない上司だったことでしょう。
でも、そんな仕事バカの自分には常に疑問を持っていました。
仕事だけでいいのか?
他に注力すべきことはないのか?
仕事に全力投球しながらも、それを言い訳にして、やるべきことから目を背けていないか?
もちろん、家庭は大切にしています。きちんと情熱を傾けています。仕事に全力投球している以上に家庭にも全力投球しています。絶対的時間量では仕事に割く時間の方が多いですが、短い時間でも家庭では密度の濃い時間を過ごせています。と思っています(少し不安・・・)。まあ、仕事と家庭はなんとかバランスをとれていると思っています。けれども、それでもなお、それだけでいいのか?と思うのです。なんとなく物足りないのです。
家庭+仕事+アルファ
最近は、アルファ=社会かなあと考えるようになっています。
つまり、仕事バカにとってのワークライフバランスとは「社会参加」ではないかと。地域の活動に参加したり、福祉に尽力したり、環境保護に関わったり。
30-40歳代という年代は、体力的にも頭脳的にも汗をかける世代。経験と情熱と体力のバランスをとれる世代。しかも仕事バカなら、問題解決に対するノウハウもスキルもある。仕事だけにその能力を使うのはもったいなくありませんか?仕事バカが社会に参加すればもっともっと良い社会ができるのではないだろうか。そんな風に考えています。
もちろん、会社での仕事は、それを通じて本当に大きな社会貢献になっているのは事実ですし、そういう気概を持って働いている仕事バカも多いでしょう。理解しています。でも、本音を言えば少しは時間を割けますよね、社会に対して。仕事バカならそれくらいのアレンジはできるはず。
オン=仕事、オフ=休息、という考え方ではなくて、
オン=仕事、オフ=社会参加、という考え方。
自分自身まだまだそれを実践できていませんが、なんとか挑戦してみたいと思っている今日この頃です。
元気に働くための条件Best3 [◆これからのワークスタイル]
先般の「元気に働くための条件」に関するアンケート結果です。
まずは、元気に働くための条件Best3!
「Q1. 貴方が、元気に楽しく働くための条件を3つ選択してください。」
1位 職場の人間関係が良い 88.2%
2位 仕事内容が面白い 52.9%
3位 上司が良い 35.3%
3位 私生活の充実 35.3%
なるほど、人間関係が何よりも大事なんですね。
3位の「上位が良い」もあわせると圧倒的です。
職場には長い時間いるんだから当たり前ですよね。
居心地が悪くて元気になるわけがありません。
最近読んだ本を紹介します。ベストセラーですね。
高度成長期のように何もせずに高揚感が得られる時代ではありません。
マネジメントが意識して元気に楽しく働ける環境造りに努めなければなりませんね。
※なお、アンケート結果はこちらからも参照できます。
http://www.enquete.ne.jp/hundred/survey/20071002-4/stat/
意識して「会話」しましょう。 [◆これからのワークスタイル]
ITの進歩で、メールやブログやらチャットやら、もちろん、ケータイやら、コミュニケーション・ツールが目覚しい勢いで使い勝手を増しています。リテラシーも社会全体に底上げされてきて、その利便性を享受する人口も大きく増えています。
ちょっとした連絡や相談など、わざわざ顔をあわせなくても、電話のように時間をあわせなくても、TPOを気にすることなくコミュニケーションできるようになりました。
とても便利ですが、やはり、何事も行き過ぎは禁物。
ITを使ったコミュニケーションも、様々なコミュニケーションスタイルの一つに過ぎないことを理解することが大切だと思います。
万能なコミュニケーションスタイルは存在しません。それぞれ向き不向きがあります。
例えば、電子メールは非常に有効なコミュニケーションスタイルで、それ無しに仕事ができないほど依存してしまいます。私もそうです。でも、万能ではないですよね。あらためて言うまでもありませんが。
コミュニケーションする時、人は視覚から情報の8割を得るといいます。電子メールのように文字や言葉となった情報から得る情報に比べて、五感から得る情報は、コミュニケーションにとって大きな意味を持つのですね。
そのように、電子メールでは代替しえない五感のコミュニケーションですが、それを上手にできると自信を持って言える人って、実はそう多くはないですよね。
そう、顔を突き合わせて話をする、会話をするのは、気恥ずかしいものです。
気恥ずかしいから、顔を突き合わせて会話するのを躊躇して電子メールでの連絡に逃げちゃう。でも、電子メールで確かに要件は伝わるけど、五感のコミュニケーションはできないから、そのままだと当然ながら情報不足になる。相手の受け取り方や納得感は推し量れない。結果的に、誤解やすれ違いが生じたりする。
と言って、明日から五感のコミュニケーションをバリバリできるほど、皆五感のコミュニケーションをうまくやる自信なんて無い。そもそも、五感のコミュニケーションなんて、コミュニケーションスタイルの中で、一番高度で難しいものなのかもしれません。かといって五感のコミュニケーションから避け続けていると、いつまでたっても五感のコミュニケーションに対する苦手意識が消えない。上手くならない。ジレンマ。
だから、意識して会話しましょう、なのです。
ちょっとだけ勇気を持って、面倒くさがらずに、歩みを進めて、顔を合わせて会話するように、意識してみましょう。きっと、そのうち上手になります。苦手意識が薄らいできます。電子メールでのコミュニケーションの合間に合間に五感のコミュニケーションをちょうどうまく挟めるようになります。少しずつでいいんです。
五感のコミュニケーションが上手になれば、皆がもっともっと気持ちよく働けるようになると思います。
【終了しました】 アンケート実施中! 元気に楽しく働くための条件は? [◆これからのワークスタイル]
下記アンケートは終了いたしました。
ご協力いただきまして誠にありがとうございました。
結果については当ブログにてご案内させていただきます。
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ストレス無く元気に楽しく働くためには何が必要なんだろう?
必要不可欠な条件は何だろう?
給与?
達成感?
感謝されたら嬉しい?
職場の人間関係?
そう思いまして、アンケート調査を行うことにしました。
直接友人などには質問していますが、素晴らしいWebサービスサイトがあったので、それをお借りしてWebアンケートサイトを開設しました。こちらです。
↓ ↓ ↓
http://www.enquete.ne.jp/hundred/survey/20071002-4/
是非ご協力いただければ幸いです。
※「アンケート100人に聞きました!」のサービスを利用しています。
http://www.enquete.ne.jp/hundred/index.html
これからの時代、オフィスは楽しむ場所に!? [◆これからのワークスタイル]
これからの時代、オフィスは楽しんじゃいましょう。
もちろん、オフィスは仕事の場。お客様の情報も扱ったりしますから、だらしなかったり、ふざけたり、いい加減だったりはいけないけど、「楽しむ」のはいいですよね。
というよりむしろ、もしもオフィスが楽しく無いとしたら、それは企業として危険信号。
社員に活力があって元気にハツラツと仕事をする。そんなオフィスの方がコンプライアンスなどのモラルも高かったりしますよね。
そんなオフィスの楽しみ方の一つが、オフィスで仲間の誕生日を祝っちゃうこと。
上司、同僚、部下。もちろん本人には内緒で準備。
高価なプレゼントや大げさな演出は気を遣わせるだけだから、小さいケーキを用意して、ロウソク灯して吹き消してもらう演出程度で良いでしょう。
本人も、準備している側も、仕事と違うフレッシュなウキウキ気分になれるの間違いなし。いきなりだと他部署の視線があったりしてやりにくかったら、会議室をちょこっと借りてこっそり騒いじゃう。
メディア系企業では既に普通のことなのかもしれないけど、一般企業ではなかなか照れくさかったりしてやってませんよね。
コミュニケーションも豊かになる。キモチにもゆとりが生まれる。
オフィスも生活の場。楽しまなきゃ損!
社員の自立は企業にとっても良い効果を生む [◆これからのワークスタイル]
サラリーマンの自立を応援していますが、これは何も、働き手のことだけを考えて言っているのではありません。雇用する企業にとっても、社員の自立の効用は大きいものと考えます。
誤解されがちですが、
自立 = 会社を辞める
ではありません。
自立 = 自ら能動的に働く
だと思います。
自律と言い換えた方が良いかもしれません。
組織の理論から考えると、一見、粉骨砕身して滅私奉公する人間を重宝すべきと思いがちですが、むしろ、「自立」した人間の集団の方が組織も強くなります。ラグビーの精神を示す「one for all, all for one」のような精神は、意図を持った自立した社員の集団において始めて成り立ちます。つまり「自立」は、「犠牲」というマイナスのパワーではなく、「献身」というプラスのパワーを組織にもたらすのです。
もちろん、自立が社員の退社を促進してしまうケースはあります。次のような職場では、ことさらに、その傾向が強くなるはずです。
上意下達が全ての会社
夢も希望も無い職場
こうした職場においては、社員が自立すればするほど今の職場の将来性に不安を持ち、退社という意思決定をするでしょう。もちろん、そうした企業に競争力があるわけもありませんから、社員個人の幸せを考えれば早めに新しいフィールドに移る選択もやむをえない面はると思います。
企業としてそれがNGというなら、それを許容できないなら、企業の側が自己変革すべきです。自立した社員が将来に希望を持って職務に打ち込める企業文化を構築しなおすしかないでしょう。自立した社員が退社するに際して、「言うことを聞かないヤツはダメだ」という評価にとどまるようでは、お先真っ暗です。
「自立」的に動ける社員を育てることが企業にとっての強さにつながるのだと思います。
社員は元気ですか? [◆これからのワークスタイル]
皆さんの会社の社員は元気ですか?
取引先から「おたくは皆さんとても元気ですね」といわれたことはありますか?
社員に元気があるかないか。
これが業績が上向くかどうかの重要な判断基準の一つと思います。
元気に前向きに働いている集団と、覇気がなく後ろ向きに働いている集団では、サービス・商品の品質に差が生じるのは言うまでもないことでしょう。しかも、今日のストレス社会では、どちらかといえば覇気がなく後ろ向きに働いている集団の方が多いでしょうから、今元気な会社は競合他社を横目にグイと伸びる可能性があります。
心身充実して元気であるからこそ、同僚との会話が楽しく建設的で意味のあるものになり、個人・集団としてクリエイティブな発想が生じたりするものだと思います。
ただ、だからといって「元気を出せ」とか「笑顔を作れ」と、マニュアルで指導したり、上司が指示したりするのはナンセンス。表面的な「笑顔」や「元気な声」は意味がありませんよね。
もちろん、ある程度最初はルールで徹底しはじめることは必要です。やってみないとわからないことが往々にしてありますから、最初は四の五の言わずにやってみる、義務化することも必要な手です。
しかし、それが常態化してはNGでしょう。
やれといっていつまでもできないから、やれといい続ける。ある側面ではそういう頑固さはマネジャーに必要です。そういう辛抱強いマネジメントが会社の強さの源泉になる気がします。ただ一方で、社員が自発的に動ける(ここでは笑顔・元気を出す)ような工夫ができてなければマネジャー失格です。
社員が自発的に動けるには何が必要か?何が欠けているのか?
仕事の達成感か
昇進昇級の公正感か
社内の風通しや雰囲気か
休みがとれない多忙なことか・・・
社員一人一人が元気ですか?
自発的ですか?
生き生きしてますか?
社員が元気になるようなマネジメントを行いましょう。